ブリュージュ散策

3日目は、町全体が世界遺産に指定されているブリュージュに行ってきました。ブリュージュは「屋根のない美術館」と称されるだけあって、景観がとてもよく素敵な町でした。

<<3月21日>>

5:30 起床
相変わらず時差ボケで朝早く起床。
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7:00 朝食
旅行中の朝食はいつもシリアルを食べてます。
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8:00 ホテル出発
ブリュッセル中央駅に向けて出発。
徒歩
9:10 ブリュージュ行きの電車に乗車
電車は40分も遅れてきました。
IC
10:00 ブリュージュ到着
世界遺産だけあって、人が大勢います。
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12:00 昼食
ホテル エラスムスのレストランでのんびりランチ。
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15:30 ブリュッセル行きの電車に乗車
車内で若者が騒いでいてうるさかった。
IC
19:00 夕食
ムール貝が食べられる『Chez LEON』で夕食。
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20:30 Bar
『ホテルメトロポール』のBarで食後のビール♪
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3日目は世界遺産に指定された町『ブリュージュ』に行くことにしました。ブリュージュが「屋根のない美術館」と称されるほど美しい町だということは、日本にいるときに調べておいたので、ブリュージュにはなるべく行きたいなと考えていました。
都合よくこの日は土曜日だったので、『Weekend Ticket』でブリュージュまで通常の半額で行けることも判明。窓口で切符を買っていざブリュージュに向けて出発です。
と思ったら、電車が遅れていてまったく来る気配がありません...
なので、駅の売店でお水を買って、ついでにレジの前にあったサンドウィッチも美味しそうだったので一緒にお買い上げです♪


 

ブリュッセル中央駅から約1時間でブリュージュの駅に到着。ちなみに、車窓の風景は美瑛の丘みたいな風景がずっと続いていてとても綺麗でした。馬とか牛とかも見えたりして、穏やかな風景に癒されました。
ブリュージュの駅で乗客のほとんどが降ります。駅から旧市街までバスもあるのですが、電車から降りた人がぞろぞろ歩き出すので人が歩いている方向についていけば、旧市街に辿りつけます。ゆっくり歩いて15分ほどで旧市街の中心に到着。とにかく町並みの景観がとてもすばらしくて言葉では言い表せないほど。お天気もよくて気温も暖かくて、散策には絶好の日和です。
写真は左側がブリュージュの駅の写真。学校みたいな建物の駅です。中央は、ブリュージュの駅から旧市街に向かう途中で見えた教会の塔です。ブリュージュには有名な鐘楼があるのですが、この塔はその鐘楼ではありません。右側の写真は旧市街の中心に向かって走る、観光馬車です。ブリュージュにも日本人が沢山いましたが、馬車に乗ってるのは西欧人ばかりで日本人で乗ってる人はいませんでした。


 


旧市街の中心に有名な鐘楼があります。この鐘楼は『ベルギーとフランスの鐘楼群』として世界遺産にも登録されています。高さは88Mですが、周囲に高層の建物がないのでそれ以上の高さに見えます。
旦那ちゃんが「塔は絶対登った方がいいって書いてある!」と言うので、塔に登ることにしました。結構人気があるみたいで、塔に登るための行列ができています。20分ほど待って、登り始めたのはいいけど、すごく狭くて急な階段をひたすら登ります。降りてくる人も同じ階段を使うので、譲り合いが大事。タイミングを計りながら登り続けます。時々、踊り場があると休憩ができるのでちょっとホッとしますが、上に行くほど階段は更に狭くなり、神経を尖らせながら登らなくてはなりません。
でも、大変な思いをしてまで登った鐘楼の上には、素晴らしい眺望が待っています。ちょっとだけ登ってよかったなと思った瞬間。ブリュージュの町並みが一望できる綺麗な景色だったけど、狭い場所に登ってきた人が集まっているので落ち着きません...
降りるのは登る時以上に、大変でした。階段が石でできている部分もあって、足が取られやすいので、手すりとかロープにしがみついて降りないと、降りれません。すごく怖い思いをしながら降りてきたので、降り終わった時にはかなり疲れていました。ついでに、膝も痛くなりました。この鐘楼ピサの斜塔の10倍ぐらい登りにくい塔だと思う。


 
パン

鐘楼に登ったらお腹が空いてきたので、お昼ご飯を食べにホテル『エラスムス』にあるレストランに向かいました。ここのレストランは予め旦那ちゃんが候補として考えておいてくれたレストランです。小路に面したクラシックが流れる店内で、のんびりランチです。ここはベルギービールの生が数種類飲むことができるということで、さっそくオーダーしてみました。2杯頼んで2杯ともすごく美味しいビールでした。ただ、旦那ちゃんが頼んだビールは酸味が強かったりして、口に合わなかったみたい。
料理は「牡蠣のコキュール」と「小海老のコロッケ」と「クラブハウスサンドウィッチ」にしました。料理がなかなか出てこなくて、結局1時間20分もこのお店にいたんだけど、味はどれも美味しかったので満足です。窓に面した陽の当たる席だったので、旦那ちゃんの具合が悪くなってしまったのだけがマイナスポイントですが...


 

ご飯を食べた後は、そのまま旧市街を散策。観光地だけあって、ブリュッセル以上にお土産屋さんやチョコレート屋さんが沢山あります。チョコレート屋さんに行くと必ず日本人にも遭遇します...
最初はチョコレートの買い方が分からなくて、予めラッピングされたものばかり買っていたのですが、勇気を出してセレクトチョコにも挑戦。店員さんが私の下手な英語を頑張って聞き取ってくれたお陰で、セレクトチョコも無事に変えました。ちなみに、ベルギー滞在中に沢山のチョコレートを購入したのですが、まだほとんど食べてません。なかなか食べる暇がなくって...
写真は、左側がブリュージュの町を流れる運河の写真です。中央が『ペギン会修道院』にいる白鳥。左側が同じく修道院の庭の写真です。ペギン会修道院も世界遺産に登録されています。運河がまるで小川のように、修道院の景色に映え、白鳥が更に優雅な雰囲気を醸し出している場所でした。


 

15:30の電車でブリュージュを後にし、ブリュッセルに戻ってきました。ブリュージュは夜景も綺麗らしいので、また行く機会があればブリュージュに泊まってみたいですね。
夕食はイロ・サクレ地区にある『Chez LEON』です。イロ・サクレ地区は、グランプラスに近いレストランがあつまる地域で、小路をの中にレストラン街があります。ベルギー名物のバケツ一杯のムール貝が食べられる店が多いみたいです。日本語で強引に勧誘してくるぼったくりレストランが多いことでも有名です。その点Chez LEONはチェーン店だし、色んなガイドブックに紹介されているお店なので安心できます。ただ、雰囲気はファミレス”+α”ってところですが...
とりあえず、絶対外せないムール貝とワーテルゾーイにサラダを加えてオーダー。ここのムール貝は他の店に比べると少ないとの噂ですが、2人で食べて十分な量でした。味付けも色々あったのですが、無難に白ワイン蒸しにしました。サッパリしているので、量が多くてもパクパク食べることができます。ワーテルゾーイは某掲示板のベルギースレでオススメと書いてあったので、オーダー。こちらは、鶏肉と野菜をクリームソースで煮込んだベルギーの郷土料理です。鶏肉もクリームソースも大好きな私は気に入りました。サラダは普通だけど、ちょっとアンディープが苦手だったかも。苦味があって、レタスの芯みたいな味だった。旦那ちゃんはアンディープが美味しいと言っていたので、人それぞれなんだろうけど。


 

夕食の後は、ライトアップされたグランプラスを見に行ってきました。なかなかイルミネーションを写真で撮るのは難しいですね。カメラマンは旦那ちゃんですが...
ギャラリーサンチュベールの夜バージョンも素敵でした。このアーケードには雰囲気がいいCafeとか有名チョコレートショップのノイハウス、ハーゲンダーツとコラボしたゴディバがあったりと、眺めているだけでも楽しいアーケードです。


 

ブリュッセル最後の夜だったので、もう1軒行ってきました。『ホテルメトロポール』のCafeです。Cafeだけどお酒もオーダーできます。雰囲気もヨーロッパのホテルのCafeってイメージがピッタリ。イケメンのギャルソンが出迎えてくれる感じのいいCafeでした。ここでは、「Tripel Karmeliet」というベルギービールをオーダー。最初に選んだビールがベルギービールではなく、ギャルソンさんが「これベルギービールじゃないよ。オススメはこれ!」って親切に教えてくれました。カッコイイだけじゃなくて、とても優しいギャルソンさんです。旦那ちゃんは、グラスの形が有名な「Kwak」を飲んでました。


この日はこれでおしまい。ブリュージュの街を歩き回ったので、疲れました。明日はいよいよパリに向かいます。



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