この日はいよいよパリに向います。去年とても楽しく過ごしたパリ。今年はどうなるんでしょう？

この日は10:25発のユーロスターでパリに行くことになっていたので、朝食後は荷物をまとめます。ユーロスターの発着駅であるSt.Pancras駅までは、タクシーで行きました。
時間に余裕を持ってホテルを出たので、St.Pancras駅では、待ちぼうけ。ユーロスターの改札を通ってしまうと、ユーロスターの待合室にしかいることができないので、ベンチに座ってひたすら待ってました。
ちなみに、イギリスはシェンゲン条約に加盟していないので、ユーロスターに乗る時はパスポートコントロールがあります。日本人はすんなり通してくれますが、中東の人は時間がかかっていました。

ユーロスターは思ったより綺麗じゃない。欧州列車の旅ってステキだよなぁと前は思っていたのですが、スペインの特急もユーロスターも日本の新幹線と比較すると見劣りします。去年ブリュッセルからパリに移動した時に乗った、Thalysの方が乗り心地がよかったです。
ユーロスターはドーヴァー海峡をトンネルで通過するのですが、トンネルに入っている間は耳が痛かったです。フランスに入ると田園風景が広がっていて、景色が綺麗でした。
約2時間でパリ北駅に到着。地下鉄でホテルの最寄り駅に向うことにします。地下鉄は去年も利用した10回使える回数券（カルネ）を購入しようと主人が券売機に挑戦。でも使い方が分からず困っていたら、青年がカルネと現金をトレードしてくれました。しかも、使い方も教えてくれました。この青年は一体何のために、券売機の横に立っていたのか今でも謎ですが、カルネがGetできてよかったです。
ホテルまでは3回も乗り換えがあったけど、無事にホテルの最寄り駅に辿り着きました。しかもホテルが駅の近くで、すぐに見つかりました。私達はいつもホテルがどこにあるのか探すのに時間がかかるので、ホテルを見つけるまでにかかった時間は最速でした。

パリで宿泊したホテルは『Hotel Baltimore』という4つ星ホテルです。ここは去年、エッフェル塔から凱旋門に向って歩いている途中で、すごく雰囲気がよさそうなホテルだったので、手配会社にお願いして予約してもらいました。
ホテルは思ったよりもこじんまりとしていて、部屋も狭かったのですが、綺麗なホテルで思った通り雰囲気も良く、いいホテルでした。
部屋に案内されてテレビをつけると、いきなりツール・ド・フランスが放送されていました。ロンドンではイギリス人のカベンディッシュがステージ優勝した時だけニュースで放送する程度だったので、改めてフランスでのツールの人気の高さを実感しました。

ツールも見たいけど、散策もしないとね。凱旋門まで歩いて10分ぐらいの場所だったので、とりあえず凱旋門に行くことにしました。フランスの主要美術館やベルサイユ宮殿で使えるミュージアムパスを買いたかったのですが、凱旋門に行ってもどこに売っているのかわからず、とりあえず凱旋門の下で写真撮影。

結局、ミュージアムパスは断念して、ホテルに戻ることに。小腹も空いたし喉も渇いたので、途中にあったブラッセリーに入ることにしました。
ブラッセリーではツールの放送も見ることができたので、一石二鳥です。パブみたいな軽い感じのレストランでビール片手にツールを見るって、なかなかいいものですよ。
主人はビールとカクテルで酔ってしまったようで、この日はこのまま寝てしまいました。私はワールドカップの決勝に夢中。日本は例によって明け方に放送していたようですが、パリはよるの9時からの放送でした。
オランダ人のファール、酷かったですね！ あまりにも酷いファールをするので、スペイン頑張れ！ って応援してました。スペインがなんとか勝って、ホッとしたらものすごくお腹が減ってきた...
とりあえず、明日早起きしてガッツリ朝ご飯を食べようってことで就寝です。